自己肯定感とは?自己肯定感が低い原因と自己肯定感を高める10つの方法
こんにちは、加藤よしひろです。
『自己肯定感』って言葉はご存知の方は多いかと思います。
ところで、自己肯定感ってなんだかご存知でしょうか?
どれだけ、自分自身のことを認識して、
自分自身のことを許容しているか、
自分自身のことを愛しているかなのですが、、、
かと言って、
ナルシストともちょっと違います。
自分勝手とも違います。
分かりやすくいうと、、、、
自己肯定感=自分のあるがままを信頼する気持ち
といったところでしょうか。
ところが、この『自分のあるがままを』というのが曲者でして、
多くの方が潜在意識レベルの『偽りの自己肯定感が作り出す幻想』に囚われて生きています。
本当の真の自己肯定感をベースとして生きていく、『自分のあるがまま』を認めていくにはどうしていけばいいでしょうか。
自己肯定感とは
先ほど、自己肯定感とは、
自己肯定感=自分のあるがままを信頼する気持ち
と書かせていただきました。
ウキペディアでは、
自己肯定感(じここうていかん)とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味する言葉であり、自尊心(英語: self-esteem)、自己存在感、自己効力感(英語: self-efficacy)、自尊感情などと類似概念であり同じ様な意味で用いられる言葉である。
出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』
https://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%87%AA%E5%B7%B1%E8%82%AF%E5%AE%9A%E6%84%9F
と紹介されています。
ちょっと、わかりずらいですね(笑)
先ほど紹介したウキペディアのサイトでも様々な方の自己肯定感についての解釈が書かれています。
実は、表面上は、『自己肯定感が・・・』というと、とらえやすくもあるんですが、様々な要素が入っているため、突き詰めていくと取り扱いが難しくなってしまったりします。
自己肯定感が低い人の特徴
とりあえず、自己肯定感が低い人の特徴を軽く上げてみたいと思います。
・承認欲求は強く、他人から認められたくなる
・つい自分を卑下してしまう
・つい自分を否定してしまう
・何事も100%出ないと満足しない完璧主義
・自分の思いを周りに伝えられない
・決断を周りに任せがち
・優柔不断
・周りにすぐ気を遣ってしまう
・本気で取り組むことができない
・自慢話をするのが好き
・感謝の気持ちを受け取れない
・人を信頼できない
・人を束縛する
などです。
読んでいるだけ思い当たる節のある方も多いかと思います。
ベースは、自分自身を否定している・価値がないと思っていないために、それをリカバリーするために行動を起こしています。
当然、これらをみなさん無意識で行っています。
そして、無意識層(潜在意識)にあるトラウマなどの影響から、無意識レベルで行われているため、その行動を自分だけでで解消をするもしくは止めることは難しいです。
本人からすると一つ一つの事象はとても重要なことなのですが、実は、根幹が全部一緒で、一個一個を個別に扱ってもあまり意味がないんです。
まさしく、キリがないと言えるかもしれません。
『いったいどうしたらこのパターンから抜けられるのでしょうか?』
とセッションにいらっしゃったからからご質問をいただくことがあります。
どうしたらいいと思いますか?
ご自身のことでもいいですし、あなたのご友人や同僚の方などをイメージしながら考えてみてください。
自己肯定感が低くなった原因を探る
まず、みなさんが自己肯定感が低くなった原因にどのようなものがあるか例を紹介します。
参考にされてみてください。
1.厳しいもしくは辛い出産体験をした
2.胎児期の時に母親が辛い体験をした
3.新生児期・乳児期・幼児期に両親特に母親との深い愛や信頼を実感することが出来なかった
4.乳児期、幼児期、学童期、青年期の頃に体罰やいじめにあったことがある
5.両親から愛されているという実感が少なかった
6.両親から褒められることが少なかった
7.過保護に育てられたり、親の顔色を見て育ってきて、自分自身で選択することが少なかった
8.過保護に育てられて、自分でやったという実感が少なかった
一つ一つにいくらでも対処方法含めてコメントはできますが、これらはまた別に扱っていきますね。
『これらの事象でなぜ自己肯定感が低くなってしまうのか?』
を抽象度を上げて根本的な原因を探っていくと、これらに共通していることは、
『自信につながるような体験が少ない』
『「自分自身に価値がある」という体験ができてこなかった』
ということなんです。
自己肯定感が高い人=自分自身に価値があると感じている人
自己肯定感が高い状態とは、まわりからの評価や誰かと比べて自分はどうかという評価ではなくて、自分自身に価値があって、ありのままの自分を『大切な存在だ』『かけがえのない存在だ』と思える心の状態のことをいいます。
『そんなの当たり前じゃない!自分のこと大切な存在だと思ってるわよ?』
と思われるかもしれませんね。
これが潜在意識レベルでそう実感しているかがポイントになります。
自己肯定感を
『自分が自分で自分自身を認めることによって決まる自分の価値』
と捉えるとわかりやすいかもしれません。
簡単にいうと、
『自己肯定感が高い人=自分に価値がある(高い)と感じている人』
『自己肯定感が低い人=自分に価値がない(低い)と感じている人』
と言ったところでしょうかね。
例えば、あの人と比べて自分は『美しくない』『スタイルが悪い』などと考えるのではなく、
『ありのままの自分が最高よ!私が存在していること自体に価値があるのよ!』
と実感していることが自己肯定感が高い状態です。
自己肯定感の高いベースで生きるとどのようになるのか?
自己肯定感が高いベースの人の生き方
自己肯定感の高い人は、自分自身に起こったことを、それを受けとめて、許容して、自分にオッケーを出していきます。
自分自身にしっかりとした『自分の軸』があってぶれません。
そして、自己肯定感が高いと自分自身への感謝信頼する気持ちが高まります。
まわりへの信頼感が増していきます。
そして、やがて、周りとの協調しないと行けないという意識がなくなっていって、協調性もある意味関係なっていきます。
不思議なことに自分が無理をしなくても、周りと協調していきます。
信頼をベースに、共鳴・調和していく感じです。
自分を信頼していて自信があるため、様々なことに挑戦をしていったり、壁を乗り越えていくことが出来ます。
また、ポジティブな波動というのは同じくポジティブな波動を持っている人を引き寄せます。
そして、どんどん波が大きくなっていって自分の周りには幸せな場所が出来上がるのです。
また、長年続けることで自分自身が「かけがえのない存在なんだ」と心の底から思えるようになり充実感にあふれて、人生の幸福感を実感することにつながっていきます。
自己肯定感が低いベースの人の生き方
逆に、『自己肯定感』が低いと、自分自身への信頼する気持ちだけでなく、次第に自分の周りに対する信頼する気持ちも失われていきます。
自分自身に『自分の軸』がなくて、そして、更に無理に周りに合わせるようになっていきます。
どんどん、無意識のうちに、自分自身がストレスを抱えていきます。
やがて、社会の中で居場所を見つけられず、自分自身を消してしまいたい衝動に駆られてしまうかもしれません。
不安と恐れがベースに、どんどん分離・乖離していきます。
『どちらがお好みでしょうか?』
それは、自己肯定感高い方がいいですよね(笑)
自己肯定感を高めるには
自己肯定感が低い人の特徴や低くなる原因、高めることでどう変わるかについて具体的に説明をしていく中で自分に当てはまっているところもいくつかあったのではないでしょうか?では、具体的に自己肯定感を高めるためにはどういった行動をしていけばいいのかについてあげてみます。
1.まわりよりも自分のことを大切にすることを心がける
2.自分が感じていることを素直に認めて受容する
3.自分の好きなこと・したいことを積極的に選択する
4.感謝の言葉・ポジティブな言葉を口にすることを心がける
5.毎日簡単に出来る目標を立てて実践する
6.小さなことでも達成したことを自分を褒めてあげる
7.褒められたら素直に喜ぶ
8.まわりよりも自分を大切にすることを心がける
9.自分の思いに素直に生きる
10.自分自身の明確な人生の軸を持って、その軸をベースに生きていく
まとめ
いかがでしたでしょうか?
自己肯定感が低い人に見られる特徴、その原因、自己肯定感を高める方法をご紹介してきました。
自己肯定感とは、『自己肯定感=自分のあるがままを信頼する気持ち』です。
『全部の自分を認めている状態、いいところはもちろんだけど、ダメダメなところも含めて、そのままの自分でいい、そのままの自分最高!』
と自分で思えることかなと思います。
自己肯定感を高める方法でご紹介した行動パターンは、すぐにも心がけられるものをあげてみました。
ただ、それだけでは、自己肯定感が高まっている実感が持ちづらい、難しいと感じる方もいらっしゃるかもしれません。
『自己肯定感が低くなった原因を探る』や『自己肯定感の高いベースで生きるとどうなるのか』で、
自己肯定感が低くなってしまう原因や低い方の生き方のご紹介をさせていただきました。
多くの方がこの自己肯定感が低くなってしまった原因であるトラウマから今のご自身の人生の軸が構築されています。
個人差はありますが、今ままで生きてきた過程でできた人生の軸のままで、自分の行動パターンを変えるのは、結構、難しいのが実情です。
行動ベースだけで自己肯定感が高まっている実感が持てない方は、『自己肯定感が低いベースの人生の軸』のままになっていからです。
というのも、『自己肯定感が低いベースの人生の軸』のままでは、潜在意識レベルで『そのままの自分でいい(がいい)』と実感・確信していることが出来ないんです。
イメージ的に言うと、顕在意識レベルでは、自己肯定感が高い生き方をしたいと思っても、潜在意識レベルは自己肯定感が低いままなんですね。
潜在意識レベルの領域は、顕在意識レベルの数千倍以上とも言われています。
行動ベースを変えていくとともに、潜在意識レベルの人生の軸も変えていく方が、はるかに楽ですし早いです。
顕在意識レベルとともに潜在意識レベルから自己肯定感の高い人生の軸にリニューアルして行動ベースを変えていくのものオススメです。
日々の生活の中で、自己肯定感を高めることを意識することで、自分を愛して自分に優しくできるようになってほしいと願うばかりです。